カップ焼きそば「ペヤング」にゴキブリが混入していた問題で、共同食料品チェーンであるシジシージャパン(CGC)の堀内淳弘グループ代表兼社長が12月12日、記者会見を開き、命や健康にかかわる問題は「絶対にダメ」と述べた上で、「マスコミの取り上げ方はおかしい」と述べた。朝日新聞デジタルが報じた。
(注:堀内社長は)今回は健康被害が確認されていないことを踏まえて「面白おかしくとりあげすぎではないか」と話した。「命に関わるもの、健康に影響あるもの、健康被害のないもの、に分けて考えてほしい」と訴えた。また、問題が確認されていない商品もすべて回収する事態となったことについて「全部廃棄ですから、もったいない」と語った。
(ペヤング報道「取り上げ方おかしい」 シジシー代表:朝日新聞デジタルより 2014/12/12 22:44)
CGCは、三徳や全国の中小スーパー223社が加盟する協業組織の中央本部だ。中小の1つ1つのスーパーでは取扱量が少ないため、大手スーパーチェーンに比べてメーカーからの商品調達にハードルが高くなる。しかし、多数の店舗が集まって商品を共同で仕入れることで、メーカーへの交渉力が上がり、商品の調達コストも下がる。これをまとめているのがCGCである。
CGCではこれまで、食べられるのに捨てられる「食品ロスの削減」に取り組んできた。なかでも、賞味期限の延長には積極的に取り組んでおり、プライベートブランド商品を中心に、越後製菓の切り餅「生一番」の賞味期限を12カ月から18カ月にするなど、メーカーと共同での商品開発も行っている。日経ビジネスによると、CGCの賞味期限延長の取り組みは、「食べられるものを捨てるのはもったいない」との一心で行われているという。
しかし今回の堀内社長の発言に対し、ネットからは様々な意見が出ている。
■賛成とする意見
■疑問を投げかける意見
■問題が大きくなった本質を指摘する意見
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