マララさんが2014年に成し遂げた5つの重要なこと

マララさんが2014年に成し遂げた5つの功績についてざっと見てみよう。これを読めば、彼女が名誉ある賞を受けるに値する人であることが理解できるだろう。
Malala Fund

ノーベル平和賞を受賞するマララ・ユサフザイさんは12月10日、授賞式に臨む。「子供の抑圧に対する闘い」と世界中の子供の権利に対する献身的な取り組みが受賞理由だ。

2012年10月9日、マララさんは顔面にタリバンからの銃撃を受け致命的な重傷を負いながらも一命をとりとめた。その後、この17歳のパキスタンの少女は平和と男女平等のために世界を舞台にして闘いを始めた。また、彼女はマララ基金を創設し、どこにいても少女が教育を受けられるように支援した。

マララさんの活動は今も続いている。彼女が2014年に成し遂げた次の5つの活動を知れば、彼女が名誉ある賞を受けるに値する人であることが理解できるだろう。

1.マララさんは、ボコ・ハラムに誘拐されたナイジェリアの女子生徒たちを救うため世界に向けて声を挙げた。

AP通信によると、マララさんは7月、ナイジェリアのグッドラック・ジョナサン大統領と面会し、ボコ・ハラムの誘拐事件に対処するよう要請した。さらに彼女はジョナサン大統領に対し、ボコ・ハラムが拉致した219人の少女の両親に面会することと、少女たちが無事に帰宅できるよう尽力することを求めた。「今年の私の誕生日の願いごとは、『拉致された少女が無事に帰れますように』です」と、マララさんは述べた

2.マララさんは、シリアの難民の子どもたちが国境を安全に超えられるよう支援を行った。

2月、マララさんは父親の支援を受け、マララ基金のメンバーとともにシリア難民がヨルダンの安全な地域に避難するための支援を行ったCNNによると、援助を必要としている難民を助ける危険性についてマララさんは、「あの人たちを無視することこそがリスクなのです」と答えた。

3.マララさんは、若者が世界の教育リーダーの間で声を上げる手助けをした。

低所得国ですべての国民が基本的な教育を受けられるように取り組みを行っている「教育のためのグローバル・パートナーシップ」(GPE)は6月、ブリュッセルで開かれたGPE基金増資会合で、マララ基金の資金が初めての若者代表使節団を支援するために活用されると発表した。 マララさんは「世界の国々はもっと多くのことができると信じています。豊かな国はそれぞれの役割を果たしつつ公約を果たさなくてはいけません。そして途上国はもっと多くの予算を教育に投資しなくてはいけません」と述べた

4. マララ基金が少女たちの教育のために資金を拠出した。

ABCニュースによると、クリントン元大統領が創設した「クリントン・グローバル・イニシアチブ」の9月会合で、マララさんは少女たちの教育と生活向上のための基金「エキドナ・ギビング」と協力してマララ基金から2年にわたって年300万ドルの拠出を行うと表明した。が報じた。基金の一部は今年12月に開かれる女子教育サミットに活用される。

5. マララの識字率向上に向けた闘いは母親トル・ペカリ・ユサフザイさんに届く。

8月、マララさんの母親が読み書きを覚えたと発表した。教育に対する彼女の世界に向けたメッセージはパーソナルなものになった。マララさんは「私たちの家族は世界に対して、知識の助けを借りることで状況を変えられるという事例を世界に示しました。教育の重要性の助けを借りて変えたのです。私の父も、自分の仕事はただお金を稼ぐだけではない、家族を助けることだと実感するようになりました」と述べた

若者に対する教育に関して、マララさん若者への教育を広める活動を継続するのに支援をする方法はいくつかある。こちらでさらに知ることができる。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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