ジョン・レジェンド夫妻 キッチンカーでひそかにニューヨークの抗議デモ参加者へ食事を提供

凍るような寒さをものともせず、日曜にエリック・ガーナーさんとマイケル・ブラウンさんの死に抗議し、ニューヨークの街に押し寄せた抗議者たちと活動家たちは、寒さに震えたかもしれないが、ジョン・レジェンドとその妻のクリッシー・テイゲンのお陰でお腹を空かせることはなかった。
NEW YORK, NY - JULY 28: Model Chrissy Teigen (L) and musician John Legend attend the DuJour celebration of cover star Chrissy Teigen at NYY Steak Manhattan on July 28, 2014 in New York City. (Photo by Michael Stewart/WireImage)
NEW YORK, NY - JULY 28: Model Chrissy Teigen (L) and musician John Legend attend the DuJour celebration of cover star Chrissy Teigen at NYY Steak Manhattan on July 28, 2014 in New York City. (Photo by Michael Stewart/WireImage)
Michael Stewart via Getty Images

7日にエリック・ガーナーさんとマイケル・ブラウンさんの死に抗議し、ニューヨークでの抗議デモに参加した人たちは、凍えるような寒さに震えたかもしれない。だが、ジョン・レジェンドとその妻のクリッシー・テイゲンのおかげでお腹を空かせることはなかった

報道によると、レジェンドとテイゲンは気前よく複数のキッチンカーを雇い、無料で温かい食事を提供して抗議者たちをサポートした。

雇われたキッチンカーの中には、人気のキムチ・タコ・トラック(Kimchi Taco Truck)やミルク・トラック NYC(Milk Truck NYC)もあり、マカロニ&チーズを500皿以上もふるまったと、アフリカ系アメリカ人向けのニュースサイト「NewsOne」は伝えている。活動家団体のオペレーション・ヘルプ・オア・ハッシュ(Operation Help or Hush)が配布作業を手伝ったと報じている。

7日、テイゲンは、バイラルメディア「BuzzFeed」の取材に対し自分と夫がキッチンカーの費用を支払ったことを認めた。

レジェンドはミズーリ州ファーガソンでの事件について自分の考えを歌ってきた。8月に起きたこの事件では、武器を持たない黒人男性のマイケル・ブラウンさんが警察官に殺害されている。

グラミー賞受賞者であるレジェンドは、公開予定の映画「セルマ」の楽曲も共同製作している。この映画は1965年の黒人選挙権運動を題材とするもので、曲中ではファーガソンの事件に言及している。

「グローリー(Glory)」と題された楽曲には次の歌詞が登場する。「だからローザはバスに座った/だから俺たちは手を上げてファーガソンの町を歩く/事件が起きれば俺たちの出番だ/ヤツらは言う 「しゃがめ」と/そして俺たちは立ち上がる」。(コモンと共同制作した「グローリー」を下から聴くことができる)

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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