イギリスに住むサイモン・ベック氏は、10年ほど前から、雪に覆われた山や湖に、息をのむほど美しい模様を描き出すのに夢中になっている。そのために必要なのは、スノーシューズと、基本的な幾何学の知識だけ。
そんなベック氏は、地図の製作者であり芸術家でもある。Discovery Newsの記事によれば、「Chaos: Making a New Science(邦題「カオス―新しい科学をつくる」。ニューヨーク・タイムズ紙の記者だったジェームズ・グリック氏が1987年に出版した一般向けの科学本)という本を読んでから、フラクタル模様(図形の一部が全体と相似な形を含む模様)を作品に取り入れ始めたという。
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「最初につくり始めたときは、どんな作品になるか見当がつきませんでした」と、ベック氏はCNNの番組で語っている。「それまで誰もつくったことのない、ユニークな作品ですから」
ベック氏の見事な雪の芸術は、新たに出版された写真集「Simon Beck: Snow Art」に収められている。その中から一部の作品をご紹介しよう。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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