しかし、最新の海底調査により、港ではなく、紀元前1世紀まで遡る、窯元などがある古代集落跡だと判明した。そこでは古代ローマの都市ポンペイの海中で収集されたものと同じ16点の土器が、デロス島沿岸の浅瀬で発見された。
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ギリシャのニュースサイト「Greek Reporter」英語版によると、国立ギリシャ研究機構とギリシャ文化省の潜水士が、わずか水深6フィート(約1.8メートル)の浅瀬で、巨大な石、石柱、土器、そして窯の跡を発見した。
「ディスカバリーニュース」によると、ギリシャ文化省は「ポンペイと、同じく古代ローマの都市ヘルクラネウムで同様の窯跡が発見されている」と述べている。
研究者は、今回の発見がギリシャ神話の重要な土地であるデロス島の歴史に新たな光を当てるものであると期待している。ギリシャ神話によれば、デロス島は太陽神アポロンと月の女神アルテミスの生誕地だ。
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ユネスコによると、デロス島は、紀元前8世紀から紀元前1世紀にかけて文化の中心地として繁栄した。そして紀元前2世紀から紀元前1世紀には世界的な港湾都市としても隆盛を誇った。しかしこの島は6世紀に放棄された。
現在、デロス島には遺跡のみが残っており、ユネスコ世界遺産として管理されている。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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