男子テニスの年間成績上位8人で争う今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルは11月13日、ロンドンで第5日を迎え、シングルスの1次リーグで世界ランキング5位の錦織圭は同10位のダビド・フェレール(スペイン)に4-6、6-4、6-1で逆転勝ちした。1次リーグの通算成績は2勝1敗。錦織はグループBで2位となり準決勝進出が確定した。時事ドットコムなどが報じた。
当初対戦の予定だった8位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)は足の負傷のため棄権し、フェレールが繰り上がって錦織の対戦相手となった。
ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)と6位のアンディ・マリー(英国)が午後8時(日本時間14日午前5時)以降に対戦する。フェデラーの準決勝進出は既に決定。フェデラー-マリーの結果次第で、錦織が4強入りできるか決まる。
(時事ドットコム:錦織、フェレール下す=2勝1敗、準決勝に前進-ATPファイナル 2014/11/14 01:36)
錦織は第1セット、先にサービスゲームをブレイクしながら直後にブレイクバックを許して4-6で失った。しかし第2セットは第1ゲームでいきなりブレイクし、このセットを6-4で奪い返すと、ファイナルセットも第1、第3ゲームをブレイクして押し切った。
試合を終えた錦織は「試合直前に相手が代わって、作戦を変えるのは難しかった。しかし、うまくプレーできたと思う」と声をはずませた。
グループBではこの日、2戦全勝だったロジャー・フェデラー(スイス)が1勝1敗だったアンディ・マリー(イギリス)と対戦。6-0、6-1で圧勝し、3連勝でグループBの1位となった。
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