羽生結弦、全治2〜3週間と診断 「申し訳ない気持ちでいっぱい」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ中国杯で負傷した羽生結弦について、日本スケート連盟は、頭部挫創などで全治2〜3週間との精密検査診断結果を発表した。

成田空港到着後、車いすに乗って移動するフィギュアスケート男子の羽生結弦=9日、成田空港

中国・上海で行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ中国杯の男子フリーで負傷した羽生結弦(19)について、日本スケート連盟は11月10日、頭部挫創などで全治2〜3週間との精密検査診断結果を発表した。毎日新聞などが報じた。

頭部挫創のほか、下顎(かがく)挫創、腹部挫傷、左大腿(だいたい)挫傷、右脚関節捻挫と診断された。

羽生選手は「皆様にはご心配とご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。まずはゆっくりと休み、治療したい。今後のスケジュールについては、ケガの回復具合をみながら検討したいと思う」などとするコメントを発表した。

フィギュア:羽生、全治2〜3週間 診断結果発表 - 毎日新聞 2014/11/10 15:21)

羽生は8日、フリー直前の練習で中国選手と激突、その後も頭にテーピングを巻くなどして試合に出場し、最後まで滑りきって2位に入った。演技のあと、あごを7針、頭を3針縫う処置を受け、左足の痛みも訴えていた。

出場予定のGPシリーズ第6戦NHK杯(28日開幕、大阪)出場は微妙な状況と見られている。

羽生は9日に帰国し、都内の病院へ直行していた。

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