10月7日。家族と球団社長が見守る中、JP・ギブソンは、NBAのユタ・ジャズと契約を結んだ。自らの名前が入ったユニフォームを手渡され、そしてチームメイトから歓迎を受けた。
だが、彼はまだ5歳の少年だ。しかも、白血病を患っている。JPは紫のクレヨンで、ジャズの契約書にサインした。
Advertisement
そして、シーズン前の紅白戦。第3クォーター、拍手の中ベンチからコートに立ったJPは、ドリブルでボールを運び、チームメイトの力を借りて、ダンクシュートを決めた。
これは、がんを患う子供を支援する取り組み「Anything Can Be」の一環として行われた。JPは2年前から、急性リンパ性白血病と闘っている。
JPの父、ジョシュ・ギブソンはこう語っている。
「まさかこんなことが起こるとは思いませんでした。ジャズは夢を叶えてくれたんです。でもうれしいのはそれだけじゃない。こんなことを実現してくれる人達がいる、そのことが、とてもうれしくて…」
NBA史上最年少選手が、誕生した。
Advertisement
(English)
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー