9月25日、アジア大会に出場している中国代表の競泳選手、孫楊が「日本の国歌は耳障りだ」と発言したと香港紙が報じた。
香港紙、香港経済日報(電子版)などによると、24日の男子400メートルリレーで2位の日本チームを押さえて優勝した中国チームの孫は、メディアの取材に「中国人に留飲が下がる思いをさせた。正直言って日本の国歌は耳障りだ」と話した。
(ニッカン『萩野のライバル孫楊「日本国歌は耳障り」』より 2014/09/25)
このことについて問われた日本の入江陵介と萩野公介は、こう答えたという。
入江は「直接聞いていないので分かりませんが、孫選手とは親交があり、がんばろうと話す仲。素晴らしい選手だし、(報道の)意味の取り違えではないかと思う」と“擁護”。萩野も「入江さんと同じ。僕も経緯が分からないので…。スポーツは国の威信をかける戦いという部分もあるが、一選手としても競い合っているので、そういう部分を大切にして戦っていけたらと思う」
(東スポWeb「「日本の国歌は耳障り」中国の暴言金メダリストを入江と萩野が擁護した理由」より 2014/09/27 09:00)
なお、発端となった孫楊はすでに謝罪。発言について釈明している。
「申し訳ないと思っている」と謝罪した上で、「おそらく誤解がある。全ての選手は自国の国歌を聞きたいと思っているということ」と釈明した。
(時事ドットコム「孫楊が謝罪と釈明=「日本国歌は不快」発言で-アジア大会・競泳」より 2014/09/27 01:08)