[ジュネーブ 26日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は26日、西アフリカで感染が広がっているエボラ出血熱の対策で、来年初めに実験中のワクチン2種類について小規模な使用を開始する見通しだと発表した。
WHOのキーニー事務局長補によると、英グラクソ・スミスクライン(GSK)
キーニー氏は「今度もすべてが順調ならば、来年初め、1月にはエボラ出血熱が流行している国々でこうしたワクチンの一部の利用を開始することができるかもしれない。入手可能な量の問題から、大規模な展開にはならないだろう」と話した。
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西アフリカでは3月にエボラ出血熱の流行が始まってから6574人が感染し、少なくとも3091人が死亡した。
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