茅ヶ崎駅、発車メロディーにサザン「希望の轍」 桑田佳祐さんの地元、念願叶う

JR東日本横浜支社は9月24日、東海道線茅ヶ崎駅(茅ヶ崎市元町)のホーム発車メロディーを、10月1日からサザンオールスターズの「希望の轍」に変更すると発表した。
「サザンオールスターズ」公式サイト

JR東日本横浜支社は9月24日、東海道線茅ヶ崎駅(茅ヶ崎市元町)のホーム発車メロディーを、10月1日からサザンオールスターズの「希望の轍」に変更すると発表した。茅ヶ崎市民の念願が叶った。MSN産経ニュースなどが報じた。

茅ケ崎商工会議所青年部は2001年、発車メロディーの変更を同支社に提案したが、当時は実現には至らなかった。2013年、サザンオールスターズが活動を再開したことで、再び署名活動を実施し要望書を提出していた。

昨年、サザンオールスターズが5年ぶりに活動を再開し、同市内でコンサートを開催したことを受け、同部は今年6月から再び、メロディー変更に向け署名活動を開始。約1万人の署名を集め同支社に提出した。

また、市長や自治体からも同支社に要望書が届いた他、同部が実施した街頭アンケートで約96%の市民が発車メロディーの変更に賛同。同支社が検討を重ね、変更を決めた。

(MSN産経ニュース『JR茅ケ崎駅の駅メロにサザン「希望の轍」 地元の“念願” 神奈川』より 2014/09/25 07:06)

「希望の轍」は、1990年に公開された映画「稲村ジェーン」の主題歌。サビに「遠く遠く離れゆくエボシライン」など、茅ヶ崎の風景を連想させる歌詞が織り込まれている。

2013年、茅ヶ崎市出身のサザンオールスターズの桑田佳祐さんは市民栄誉賞を受賞。サザンが13年ぶりに行った凱旋ライブでもエンディングで歌われた。

服部信明茅ヶ崎市長は、「市民の熱い要望が実った」などと喜びを語った。

昨年、桑田さんに市民栄誉賞を手渡した服部信明市長は「市民の熱い要望が実った。住む人や訪れる人に、より茅ケ崎に愛着を持ってもらいたい」と歓迎した。

(朝日新聞デジタル『JR茅ケ崎駅、巡る巡るサザン 発車メロに「希望の轍」』より 2014/09/25 08:20)

9月30日には、駅前のデッキで午前8時45分から約30分間、発表セレモニーが開かれる。発車メロディーは10月1日から変更され、上りはイントロ、下りはサビのメロディーが流れるという。

【関連記事】

ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています

注目記事