2015年春夏パリコレクションが9月23日、フランスのパリで開幕した。9日間に渡り、市内各所で90を超えるブランドがショーを開催する。日本からは2年半ぶりに、森永邦彦さんが手がける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が公式デビューした。毎日新聞などが報じた。
初日は森永邦彦さん(34)が手掛ける東京ブランド「アンリアレイジ」がパリで初めてショーを行った。6区のボザール(美術大学校)を会場に、白と黒の素材だけを使い「光と影」を表現した服を披露。特殊染料を用いた白いコートは光を浴びるとモデルの手形が影絵のように残り、観客を沸かせた。
(毎日新聞『パリコレ:開幕初日 日本「アンリアレイジ」が初のショー』より 2014/09/24 09:58)
森永さんは「日本が持つデザインへの新しい視点や素材開発力で、欧米とは違う価値観をぶつけてみたい」などと語ったという。以下に、ショーの画像集を紹介する。
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会場からは、大歓声や拍手が上がったという。現地のツイートを紹介する。
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デザイナーの森永さんは、初めてのパリコレを終えた後、バックヤードで喜びの涙を見せたという。
「アンリアレイジ」は、日常(A REAL)、非日常(UN REAL)、時代(AGE)をコンセプトに、2003年に森永さんが立ち上げて2014年で11年目。2011年に毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞。2013年に金沢21世紀美術館で「フィロソフィカル・ファッション2 : A COLOR UN COLOR」展を開催している。
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