飛行機に乗っているとき、あなたの一番の味方になってくれるのがキャビン・アテンダント(CA)たちだ。
彼らは通路を何度も行ったり来たりしているが(ヴァージン・アトランティック航空のCAたちは、1回のフライトで何と平均11キロメートルも歩いているそうだ)、彼らにはギャレー以外に、どこか休憩できる場所があるのだろうか。
結論から言えば、答えはイエスだ。少なくとも一部の飛行機には、彼らが眠るための場所が用意されていることがわかっている。
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「ボーイング787 ドリームライナー」では、CAが潜り込んで眠ることのできる秘密の部屋が、最初から作られている。この寝床はかなり広くて快適なように見える。
ただし、われわれが実際に見られる機会はなさそうだ。ボーイング社は、このような乗務員休息室が存在していることを認め、その写真を送ってきてくれたが、いくつかの航空会社に確認しようとしたところ、このような特別なスペースがドリームライナーにあることを認めた会社はなかった(JALやシンガポール航空など、いくつかの航空会社のCA専用室の写真についてはこちら)。
パイロットたちにも、長時間のフライト中に、休んだりリラックスしたりできる場所が用意されている。彼ら向けの睡眠スペースも悪くはなさそうだ。
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さて、疑問が解決したところで、今度はわれわれ乗客が、もっと広い座席スペースを設けるよう要求する番だ。自分のスペースを確保するため、前の座席の背もたれを倒せなくする機器「ニー・ディフェンダー」が最近話題になり、利用が禁じられたが、そもそもそういう必要が生じないようにしてもらいたいものだ。
[English) 日本語版:ガリレオ]