アメリカ西部アリゾナ州ホワイトヒルズの射撃場で8月25日、サブマシンガン(短機関銃)の射撃訓練をしていた9歳の女の子の手元が反動でそれ、インストラクターのチャールズ・バッカさん(39)を誤射する事故が起きた。バッカさんは頭を撃たれて死亡した。NHKニュースなどが報じている。
アリゾナ州北西部のホワイトヒルズにある射撃場で25日、両親と共に訪れていた9歳の女の子が、インストラクターに短機関銃の使い方を教わって銃を撃ったところ、反動で短機関銃が跳ね上がり、銃弾が隣に立っていたインストラクターの39歳の男性の頭に当たりました。男性はヘリコプターで病院に運ばれましたが、死亡しました。
地元の保安官事務所が公開した映像では、女の子の左隣にインストラクターが立ち、銃の構え方などを教えながら、一回発砲する様子が映されており、このあと再び、女の子が引き金を引いた際、銃を制御しきれなかったということです。
(NHKニュース「米の9歳女児が機関銃誤射 男性死亡」より 2014/08/28 11:07)
アメリカCNNは、警察からの情報として、訓練にはイスラエル製のサブマシンガン「ウジ」が使われており、ウジは子供に使わせるには威力が大きすぎると指摘する専門家もいる、と報じている。
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女の子は両親と一緒に射撃場を訪れていた。地元メディアによると、8~17歳は保護者同伴の上で射撃可能だという。
アメリカのメディアはこの事故を大きく取り上げており、幼い子供が危険な銃を扱える現状を疑問視する声が上がっているという。
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