2014年8月16日の時点で、西アフリカにおいて1200人を超える死者を出しているエボラ出血熱。この病気との戦いを困難にしている最大の要因のひとつは、情報だ。エボラウィルスの感染の仕組みや、ウィルスの身体への影響についての情報にアクセスできない集落では、薬草治療など、この病気に効果がない伝統療法に依存したり、ウィルスの存在そのものを否定したりといった事例もある。
「多くの人々、特にスラムに住む人々は、エボラ出血熱は、外国からの支援を集めたい政府が捏造した嘘だと考えている」と、「Getty Images」の写真ジャーナリストであるジョン・ムーア氏は、「タイム」誌8月19日号のインタビューで述べている。
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ムーア氏は、リベリアの首都モンロビア市郊外で、エボラウィルス流行の最前線を取材した。治療を待つ住民や、エボラウィルスについての正しい知識を広めるための活動を行うユニセフ(UNICEF)職員の様子など、さまざまな光景がとらえられている。
以下に、同氏が現地で撮影した力強い写真のいくつかをご紹介しよう。
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[Michael Maisel(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]
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