幻覚を体験するのに、ドラッグを使用する必要はない。
YouTubeには、視覚トリックを紹介するチャンネル「The Illusion Lab」など、見るだけで幻覚を体験できる動画がたくさん投稿されているからだ。
冒頭の画像は、「ScienceForum」が掲載しているものだ。画面の中央に現れる文字を読みあげるように指示される。読んでいるとそのうち、不規則に潮の満ち引きが起こっているかのように、文字の周囲に線や模様が現れて回りはじめる。
2分間の動画が終わって画面から目を離して別のものを見ると、幻覚のような効果を感じるはずだ。
この動画のように、動く模様に囲まれて次々と現れる文字をじっと見続けたあとで、すぐに、静止している物体を見ると、人間の脳はだまされ、実際には動いていないのにその物体が動いているように見えてしまう。この現象を運動残像効果という。
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全画面表示で見たほうが効果が高いとされているが、めまいがして気持ちが悪くなる人もいるかもしれないから注意してほしい。
文末のスライドショーでは、静止しているのに動いて見える画像のいろいろを紹介している。
[ Sara Gates(English) 日本語版:佐藤卓/ガリレオ]
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