山本景(やまもと・けい)大阪府議が女子中学生らに「絶対許さない」などの不適切なメッセージを通信アプリLINEで送っていた問題で、山本氏が所属する「大阪維新の会」府議団は8月11日、同氏を最も処分の重い「除団」とすることを決めた。MSN産経ニュースが報じた。
府議団の今井豊幹事長によると、山本府議は委員会でも事実関係を大筋で認めたが「保護者や学校に迷惑をかけたという認識が欠けている」などとして、委員全員が除団で一致した。12日に処分結果を伝える内容証明を本人に郵送。到着から1週間を異議申し立て期間とし、申し立てがない場合には処分が確定する。
(MSN産経ニュース「維新府議を除団処分 中学生をLINEで威圧」より 2014/08/12 00:55)
山本氏は女子中学生らと地元の祭りで名刺を渡したことがきっかけでLINEでやりとりするようになったが、「死ね」「きもい」と中傷された上でグループから外された。その際に「絶対許さない」「校長に連絡する」などのメッセージを複数の生徒に送っていたという。
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交野市教委と山本氏の説明によると、山本氏は昨年10月ごろから、地元の祭りで名刺を渡したことをきっかけに市内の中学校の生徒十数人とLINEでのやりとりを開始。山本氏によると、「死ね」「きもい」といった中傷が書き込まれたうえ、LINEのグループから退会させられた。これに反発した山本氏はグループに戻すよう求め、「絶対許さない」「校長に連絡する」などのメッセージを複数の生徒に送ったという。
(朝日新聞デジタル『大阪府議、LINE外され「許さない」 中学生に送信』より 2014/08/08 19:00)
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