8月1日、首相官邸は日本の領海内の島について、地図と海図に記載する名前を決定したと発表した。
リストには、ヘソイシ(青森県八戸市)、ホーラク(和歌山県串本町)、フカヌシー(沖縄県渡嘉敷村)、カラカサノイボ(山形県酒田市)など、ユニークな名前が並ぶ中、68番目に、「ソビエト」と名付けられた島がある。ソビエト……?
ソビエトは、和歌山県すさみ町、江須崎付近にある岩礁。釣り場として地元では知られているようで、釣具店のウェブページにも、渡し船の行き先としてソビエトという表記が用いられており、政府が一方的に名づけたわけではないことがうかがえる。
ではなぜ、和歌山の岩礁が、「ソビエト」という名前なのか。
すさみ町観光協会によれば、「ソビエトという名前になった経緯はまったく把握していない。だいぶ昔から、釣り人たちにそう呼ばれていたようだ」とのこと。呼び名がカタカナで表記されたことで、現ロシア、ソビエト連邦との関連性を疑ってしまうが、どうやらその可能性は低そうだ。
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釣具店のページには、ソビエトとされる岩の姿が、動画で収められている。
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