日本ハムの斎藤佑樹投手(26)が7月31日、2012年6月6日以来、785日ぶりとなる白星を挙げた。ロッテ戦に先発、再三走者を背負いながら6回を6安打1失点と粘りの投球。チームは六回に2点を奪って逆転し、3-1で下した。
斎藤投手は、勝利が決まった瞬間、ベンチでとびきりの笑顔を見せた。久しぶりのヒーローインタビューで「ぼくの第二の野球人生が始まります」と、しみじみと話した。サンスポなどが報じた。
「正直、こんなに苦しい野球をずっと続けるかと思うと、本当にしんどいですけど、今日はすごくうれしい。今日は本当に苦しい試合でした。あらためて野球の難しさを感じた」と話した。さらに「今日は良くなかったのでとにかく、気持ちだけは負けないように常に考えていた」とピッチングを振り返った。
(中略)
最後にファンに向けて「2年間、本当にお待たせしました。去年、肩をケガして待ってくださったファンの皆さん、本当に感謝しています。これから僕の第二の野球人生が始まりますので、一緒に頑張っていきましょう」と感謝の言葉を口にした。
(サンスポ『佑ちゃん、785日ぶり白星「僕の第二の野球人生が始まる」』より 2014/07/31 22:15)
2年ぶりに勝利を挙げ、笑顔を見せる日本ハム先発の斎藤佑樹投手(右)=31日、QVCマリンフィールド
速球が走らず五回まではピンチの連続だったが、「とにかく強い気持ちで投げ込んだ」。
一回無死一、二塁は井口を空振り三振、デスパイネを遊ゴロ併殺に仕留めて回避。二回は角中にソロを浴び、さらに2死満塁としたが2点目は許さなかった。「使えない」速球でも怖がらず見せ球にしたからこそ、要所での変化球が生きた。
(時事ドットコム『強い気持ちで2年ぶり白星=日本ハムの斎藤「すごくうれしい」-プロ野球』より 2014/07/31 23:23)
2012年に右肩を痛め、2013年はほぼ1年をリハビリと調整に費やした。肩の不安が消えた2014年も4月に不振で2軍落ちするなど、苦しんだ。その斎藤投手が、完全復活へ一歩踏み出した。
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