中国の食品メーカーが使用期限の切れた肉を加工食品に用いていた問題で、日本マクドナルド株式会社は同社の「チキンマックナゲット」の2割を問題の業者から仕入れていたことがわかった。なお、現在販売されているものはすべて別の業者から仕入れたものだという。7月24日、顧客向けに送ったメールで明らかにした。
日本の企業では、日本マクドナルドのほかファミリーマートでも使用されていた。
以下に、日本マクドナルドが顧客に送ったメールの内容を掲載する。
弊社「チキンマックナゲット」の一部納入元「上海福喜食品有限公司」に関する報道がございました。
お客様には、ご不便、ご心配をおかけし、大変申し訳ございません。
日本マクドナルドは、報道のあった「上海福喜食品有限公司」から、国内で販売する「チキンマックナゲット」の約2割を輸入しておりましたが、報道を把握した7月21日(月)をもちまして、該当の「チキンマックナゲット」の販売を中止いたしました。
現在、マクドナルド全店にてお求めいただける「チキンマックナゲット」は、すべて他の取引先の商品に切り替えております。
また、その他のチキン商品につきましても当該業者からの供給は受けておりません。
マクドナルドでは中国メディアの報道を確認後、「上海福喜食品有限公司」への発注を中止するとともに、直ちに「上海福喜食品有限公司」に事実確認の調査を行っております。
当社は、今後も安全で美味しい商品をお客様に安心して召し上がっていただくべく、最善を尽くしてまいります。
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