[メルボルン 18日 ロイター] - オーストラリア政府は18日、ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機MH17便に、豪メルボルンで開催される国際エイズ会議の出席者らが搭乗していたと発表した。
ビショップ豪外相は記者団に対し、「国際エイズ会議の出席者の多くが搭乗していた」と述べ、MH17便はマレーシアのクアラルンプールに到着後、オーストラリアのパース行きのフライトに接続する予定だったと語った。
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同会議を主催する国際エイズ学会(IAS)は声明で、過去にIAS会長を務めたオランダ人のユップ・ラング氏が搭乗者に含まれていたとの情報を受けたとし、正しい情報であれば、HIV・エイズ研究界は非常に重要な人物を失ったと指摘した。
国連合同エイズ計画(UNAIDS)のシディベ事務局長はツイッターで、乗客の多くは同会議に向かっていたと明らかにした。
同会議は20日から1週間にわたり行われる。ビル・クリントン元米大統領も講演する見通し。
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