アルゼンチン債務問題をめぐり、債務再編を拒否した主要ホールドアウト債権者である米エリオット・マネジメント子会社は18日、アルゼンチン政府が30日の期限を前に、債権者との接触や協議を避けているとして非難した。
エリオット傘下のNMLキャピタルは「アルゼンチン政府はデフォルト(債務不履行)するつもりのようだ」とし、デフォルトを回避することを望むとの見解を示した。
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市場ではこの日、ホールドアウトが政府との交渉をめぐり柔軟な姿勢を示すとの憶測が広がり、店頭取引でドル建てのアルゼンチン国債が上昇する場面があった。