オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領は17日、ウクライナ問題をめぐり電話会談を行い、会談の終盤でプーチン氏はロシアとウクライナとの国境近くに墜落した旅客機の一報を伝えた。米ホワイトハウスのアーネスト報道官が記者団に明らかにした。
電話会談は欧米の追加制裁決定後、ロシアの要請で行われた。
オバマ大統領は、ロシアがウクライナ問題への対応を改めなければ、米国と欧州の同盟国は追加制裁も辞さない構えと伝えた。
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アーネスト報道官によると、オバマ大統領はスタッフから撃墜のニュースに関して報告を受けた後、ウクライナ当局と引き続き緊密に連絡を取り合うよう高官に指示した。
ただ報道官は「墜落の情報は承知しているが、状況の詳細に関し確認する立場にない」と述べた。[大統領専用機 17日 ロイター]