内閣府が災害関連情報の情報発信に利用している公式Twitterアカウント「内閣府防災(@CAO_BOUSAI)」が、7月5日の午後2時26分頃、AKB48に関する内容を誤ってツイートした。ツイートの内容には、スパムをばらまくアプリのURLが含まれており、内閣府の危機管理を危惧する声が上がっている。
問題となったツイートは、下記のような内容だ。
【速報】
AKB48ノコギリ襲撃事件の被害者 川栄李奈が傷跡を公開し、話題に!!
画像を見る⇒jump.cx/zDH22
#AKB48 #拡散希望
このツイートの「jump.cx/zDH22」の部分をクリックすと、下記のような連携アプリの認証を求める画面が立ち上がる。「連携アプリを認証」というボタンをクリックすると、上記の内容のようなツイートが、勝手に投稿される仕組みだ。
内閣府のツイートに気付いたユーザーからは、すぐに「スパムではないか」との指摘が上がり、午後2時40分頃までに問題のツイートは削除された。その後、午後4時10分頃、内閣府は下記のようなツイートを投稿して謝罪した。
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一連の事件について、インターネットからは、「政府関係者ですらこの危機感のなさ」「我が国の要のセキュリティレベルが懸念される」「勤務中にAKBのニュースを見ようとしたのか」などの懸念の声が上がっていた。
内閣府防災のアカウントは、2013年2月4日にアカウント開設。2014年7月5日現在、約11万人のフォロアーを獲得している。
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