米国防総省は3日、ロッキード・マーチン
エンジン部分は、米航空機エンジン・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズ
出火事故による負傷者は出ていない。国防総省と業界関係者によると、原因は特定できていないという。
同省は今月英国で開催される2つの国際航空ショーでF35を初展示する計画については準備を続けているが、展示するかどうかは来週前半に最終決定するとしている。
プラット・アンド・ホイットニーは、調査を実施している米空軍関係者と緊密に連携し、すべてのエンジンを検査し原因解明を目指す方針を示した。同社の広報担当者は、出火問題は調査の対象であるとして、それ以上のコメントは不適切と述べた。
Advertisement
小野寺五典防衛相は、来週の訪米の際にF35の問題について協議する意向を示した。訪米中はヘーゲル米国防長官との会談や米軍基地の視察が予定されている。
日本はF35を42機購入する予定。現在保有している旧型のF15戦闘機100機について新型機との交換を決定する際に、F35を追加発注する可能性がある。
オーストラリアと韓国は、F35の購入計画に変わりはないと表明。オーストラリアは58機、韓国は40機を購入する計画だ。
豪国防省の報道官は、F35が「信頼性があり安全だと引き続き確信している」と述べた。[ワシントン 3日 ロイター]
Advertisement
【関連記事】
関連記事