魅力的すぎる逮捕写真の男性容疑者、モデル契約をゲット

カリフォルニア州に住むジェレミー・ミークス容疑者は、2014年6月に警察が公開した逮捕写真(マグショット)によって、ネット上で爆発的な人気を得た。

カリフォルニア州に住むジェレミー・ミークス容疑者は、2014年6月に警察が公開した逮捕写真(マグショット)によって、ネット上で爆発的な人気を得た

現在30歳のミークス容疑者は、6月にストックトン警察署が逮捕時の顔写真をFacebookに掲載したのをきっかけに、一躍人気者となった。この写真は10万を超える「いいね!」を獲得し、その数は現在も増え続けている。

首を傾け、青い目でこちらをじっと見据える彼の人気は、このほどさらなる高みに達した。「Alice@97.3」などの報道によると、「ドリーミーなマクマグ」という通称で知られるようになった彼は、モデル事務所「Blaze Modelz」との契約を果たしたというのだ。

しかしミークス容疑者は、警察以外の者のカメラの前に立つ前に、まず刑務所から出る必要がある。サン・ホアキン郡保安局によると、ミークス容疑者は現在、「路上での暴力行為」や逮捕時の抵抗、仮釈放時の違反行為など7件の重罪の嫌疑をかけられているのだ。

ミークス容疑者は、過去にも重窃盗罪で懲役を経験しており、そのほかにもさまざまな犯罪による逮捕歴がある。

「The Los Angeles Times」の記事によると、ミークス容疑者は、ギャンググループ「Northside Gangster Crips」(ノースサイド・ギャングスター・クリップス)のメンバーとして記録されている(同集団は、全米で3万人から3万5000人の構成員を有するストリートギャングクリップス(Crips)を構成する小組織。クリップスメンバーは衣類やタトゥーに青色を取り入れることが知られている)。

ただし、ミークス容疑者の家族は、ギャング集団とのつながりは過去のものだと主張している。同容疑者の母親は、105万ドルにのぼる保釈金を集めるために開設したウェブサイト上で、同容疑者は職に就いており、ギャングとのつながりはなく、古いタトゥーが偏見を招いているのだと主張している。

もしミークス容疑者が出所すれば、モデル契約で収入が得られるようになるかもしれないが、今度は別の問題に直面する可能性もある。今回の逮捕写真は魅力的に見えるが、別の逮捕写真では別人のように見えるのだ。

[Ed Mazza(English) 日本語版:丸山佳伸、合原弘子/ガリレオ]

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