タイのタクシン派政党であるタイ貢献党のジャルポン党首は24日、国民向けの公開書簡を公表し、軍事政権に対する反対運動を開始する意向を示した。
先月のクーデター後、軍事政権に対する組織的な抵抗の動きが出たのは初めて。
同党首は「軍事独裁と上流階級のネットワークに反対」し、民主主義を取り戻すと表明。クーデターで全権を掌握した国家平和秩序評議会に合法性はなく、ある時点で民政に移行するとの公約は疑わしいとの見方を示した。
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同党首が、具体的にどのような反対運動を展開するは不明。運動の拠点をどこに置くのかも明らかにしていない。
タクシン元首相のスポークスマンは今月5日、カンボジアからロイターのインタビューに応じ、国外を拠点に反対運動を展開する意向を示している。[バンコク 24日 ロイター]
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