コネチカット州ニュータウンにあるサンディフック小学校で2012年12月に起きた発砲事件の後、オバマ大統領は「このような悲劇を起こさないために意味ある行動をする」ことを約束した。大統領による銃規制改革の取り組みは背景情報の確認を中心とする方法で、国民の圧倒的な賛同を得たが、法案は上院で否決された。議会では、その他いかなる銃規制法案も成立させていない。
この18か月で起きた学校での発砲事件は少なくとも74件であることがEverytown for Gun Safetyという、銃規制の制定を求める取り組みを行っている団体の集計により明らかとなっている。これは、授業が行われている期間で週1回以上の頻度で銃発砲事件が起きている計算となり、事件から別の事件までの最も長い期間は昨年の夏休み、6月中旬から8月中旬までであった。
最近では6月10日に、オレゴン州ポートランドの高校で発砲事件が起きた。発砲した男と1人の生徒が死亡したと伝えられている。
ニュータウン以降、学校で74の発砲事件が起きている。
サンディフック小学校での発砲事件(2012年12月)以降、少なくとも74件の学校での発砲事件が起きたことが銃改革団体Everytown for Gun Safetyにより明らかになった。事件の多くはK-12(幼稚園から12年生)の学校で起き、短大や大学では起こっていない。
(出所)Everytown for Gun Safety Action Fund
解説: Everytownは以下の方法を採用している。銃の事件が学校での発砲事件と分類されるのは、小火器が学校の建物内、授業中もしくはキャンパスの敷地で発砲されたときで、一般に報道されているニュースアカウントで文書化されているものである。これには襲撃、殺人、自殺、事故的な発砲が含まれる。銃が学校に持ち込まれたものの発砲されなかった場合や、学校内で所持されていた後に校庭で発砲された場合は含まれない。このリストには上記の基準を満たした事件が含まれており、School Shootings Analysisが2014年2月10日に発行されてから関心が寄せられていた。事件はメディアの報道を通して特定されていることから、実際に起きた件数より少ないとみられる。
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