6月15日、サッカー・ワールドカップブラジル大会、日本代表の初戦、コートジボワール戦が行われ、日本代表は2−1で敗れた。前半に本田圭佑が強烈なシュートで先制するも、試合は個人能力に優るコートジボワールが終始優位に進め、後半わずか2分間の間に2ゴールを許し、そのまま敗れた。
前半先制後、コートジボワールを押し込む流れが続き、内田篤人の決定的なシュートで追加点を狙うが決めきれず、前半30分以降はジェルビーニョら俊足の選手にサイドを突破されるシーンが目立った。後半開始早々に日本は長谷部誠に代えて遠藤保仁を投入。さらに攻めの姿勢とボールの保持を狙う。コートジボワールもエースのドログバを投入して流れを変えると、2分の間に右サイド攻撃から2得点。その後はしっかりとコートジボワールが守って初戦をものにした。
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ボールを保持してパスを回すスタイルを志向する日本だったが、ボール保持率はコートジボワール61%、日本39%、シュート数もコートジボワール21に対して日本は7。ザッケローニ監督や長谷部誠がコメントするように、まったく目指すサッカーができない、厳しい結果となった。
グループCのもう1試合はコロンビアがギリシャを3−0で下した。日本の次の試合は20日午前7時から、ギリシャと戦う。