JR西日本は、2017年春に導入を予定している豪華寝台列車のデザインと、走行中をイメージした動画を公開した。「上質の中の懐かしさ」をコンセプトにしたという。
動画を見ると、まるで車両が完成したような印象を受けるが、あくまで合成だ。
JR西日本広報部の発表によると、列車は10両編成で、定員は34人。
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JR西日本
先頭と最後尾は展望デッキを備えている。最後尾で走るときは外に出ることもできる。
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JR西日本
1両1室限定の客室車は、1編成に1両しかない。4人程度のグループの利用を想定している。
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JR西日本
1両1室限定の客室車には、専用のバスルームもある。
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1両1室限定の客室車の全体図。それぞれの客室にはプライベートバルコニーがついていて、走行中に外に出て風を感じることができる
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JR西日本
1両3室の客室車内部。1編成に5両ある。
京阪神地区や山陽・山陰地方を周遊する予定だが、具体的なルートや名前などは未定。
車両の全体デザインは、京都迎賓館などの設計を手がけた建築家・インテリアデザイナーの浦一也氏、東海道・山陽新幹線N700系のデザインを担当した工業デザイナーの福田哲夫氏に依頼し、列車の食事は料理雑誌「あまから手帖」編集顧問のフードコラムニスト、門上武司氏がコーディネートする。
2013年10月にJR九州が「ななつ星in九州」の運行を始めた。2~3泊で九州内を周遊観光しており、最高で1人125万円するが、年配層や外国人観光客らの人気を集めている。JR東日本も2017年春にも運行を開始する予定だ。
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