[ワシントン 5日 ロイター] - 米国では「専業主夫」の数が1980年代後半から約2倍に増加していることが、5日に発表された調査結果で明らかになった。子育てに参加する父親が急増したことなどが背景。
また、2007─09年の経済不況の影響で失業率が上昇。これを受け、専業主夫の数は12年に200万人に達した。米ピュー・リサーチ・センターの報告書によると、1989年は110万人だった。
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同センターの研究員は、父親と母親の役割分担の意識に変化がみられ、重なる部分が増えていると指摘。子育てに参加する父親が増える一方、一家の稼ぎ手になる母親が増えているという。
同研究員は、役割分担の変化の一例として、父親が子どもと接する時間が、1980年代の3倍になっていると説明した。
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