アジア人に憧れて10回整形手術した結果(画像集)

アジア人ぽく見えるように自分の眼を整形した元モデルのブラジル人男性が、全く新しく変わった自分の顔つきについて語ってくれた。
Facebook/xiahn nishi

アジア人ぽく見えるように自分の眼を整形した元モデルのブラジル人男性が、全く新しく変わった自分の顔つきについて語ってくれた。

その男性は、25歳のジアン・ニシ(Xiahn Nishi)氏で、かつては「マックス」と名乗っていた。交換留学生として韓国で1年を過ごしてから、自分の顔を変えたくなったと言う。

ソーシャルネットワーク上では「オリエンタル・ガウチョ」(ガウチョは、ブラジル南部等の先住民とスペイン人との混血住民のこと)という名を使用しているニシ氏は、以前は青い眼とブロンドの髪だったが、今では髪を、ときには黒、ときにはバブルガム・ピンクに染めている。また、新しい風貌に合わせるため、眼にはカラーコンタクトレンズをはめている。

「見てのとおり、前よりハンサムになったと思うよ。まあ、そう思わない人もいるだろうけど、自分ではそう思っているんだ」と、ニシ氏はブラジル南部のノヴォ・アンブルゴにある自宅で、「シドニー・モーニング・ヘラルド」紙の取材に対して語っている。「自分はいつも内気だったけど、今は前より自分に満足しているし、自信も持っている」

彼の手術は、ヒアルロン酸を注入して両眼の目頭を狭くするようにするもので、25歳のニシ氏によれば、今まで行われたことがない手術だという。

ニシ氏の説明では、ヒアルロン酸は美容外科で皮膚充填剤としてよく利用されるが、効果が続くのは2年で、その後彼の眼は元の形に戻ってしまうそうだ。

韓国の「コリア・ヘラルド」紙が5月28日付けで報じた記事の中で、ニシ氏は次のように述べている。「多くの韓国人が、眼の形を変えてより西洋人っぽくなるために手術をしている。知人がサングラスとマスクを付けて通りを歩いていたら、あの人も手術をしたんだとわかったものだ」

実際、国際美容外科学会(ISAPS)の統計(PDF)によれば、韓国は、ひとり当たりの美容整形手術の回数(その国で行われた手術を人口で割った割合)では世界のトップだ。また、美容外科手術の総件数は世界で7番目に多く、2011年には25万8250件の手術が行われていた(リンク先の同統計によれば、1位はアメリカ、2位はブラジル、3位は中国、4位は日本)。

韓国で最も人気の高い美容整形手術のひとつは、二重まぶたにする手術(眼瞼形成手術)で、上まぶたの余分な皮膚を除去して、眼をより大きく、「西洋人らしく」見せるものだ。

2011年には、2万9000人以上の韓国人がこの手術を受けている。そのほか同国では、「口角を上げる」手術や、あごを細くする手術も話題になっている(日本語版記事)。

スライドショーでは、変貌したニシ氏の姿を紹介している。

[Sara C Nelson(English) 日本語版:佐藤卓/ガリレオ]

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