右ひじ手術を受け、アメリカ大リーグ復帰を目指すシカゴ・カブスの藤川球児投手が5月31日、自身のブログを更新し、「後少し。。」というタイトルで近況をつづった。藤川投手は「皆さん復帰に時間がかかっているように思われるかも知れませんが、一歩一歩復帰に向けて進んでいます」と報告した。
藤川投手は、2013年6月に右肘の腱移植手術を受けた。ブログでは、必ずしも思うような動きが出来ないことなどについて、もどかしい思いを吐露している。
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試合にも投げていますが、右肘の移植した部分がまだもう少し馴染むのに時間がかかりますね。野球のグローブの紐を新しい物に変えた様な感じです。無理をすると他の部分に負担がかり中々一気には…。
スピードは148kmくらいですかね。全然全力ではありません。スピードが遅くても全力で腕が振れる事の方が打者を抑えるのには重要なので、腕を全力で振れる様になればまた報告します。
(藤川球児オフィシャルブログ「後少し。。」より 2014/05/31 14:19)
藤川投手はさらに、マイナーリーグでの登板結果について触れ、「内容は4試合で点は取られてはないですよ。最近3試合は三者凡退です」と無失点が続いているものの、「投げてる球自体はプロのボールとは言えるレベルではありませんが、少しずつプロに近づいてますので」と記している。
藤川投手は1980年7月21日生まれ。高知商から1998年にドラフト1位で阪神に入団し、名ストッパーとして活躍。2012年に海外FA権を取得し、その年のオフにシカゴ・カブスと契約した。
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