東京都新宿区の国立競技場で5月31日、最終利用日の記念イベント「SAYONARA 国立競技場 FINAL FOR THE FUTURE」が開かれた。
1958年の建設から数えて56年の歴史に幕を閉じた。国立競技場は7月から解体工事が行われる予定。2020年の東京オリンピックのメインスタジアムとなる「新国立競技場」へと生まれ変わる。2019年には完成する予定だ。
サッカーやラグビーで活躍したかつての名選手たちが記念試合を行ったほか、航空自衛隊のブルーインパルスが上空を舞った。ファイナルセレモニーは、目の不自由なピアニスト、辻居伸行さんの演奏でスタート。聖火リレーでは、レスリング女子でオリンピック三連覇を果たした吉田沙保里らが火をつないだ。
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下村博文文科相は「国立競技場がなくなるのは寂しいことですが、皆さんの心の中に国立競技場の思い出は残ります。新しい国立競技場は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで使われます。単なるスポーツの祭典とするだけでなく、日本社会全体を元気にする大きなチャンスにすることが必要です」と、あいさつ。最後は「SEE YOU IN 2019」の文字がモニターに映し出される中、サーチライトと花火で盛大なフィナーレとなった。
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