PC遠隔操作事件で、威力業務妨害などの罪に問われていて行方が分からなくなっていた片山祐輔被告(32)が5月19日夜、弁護団に連絡をし、「私が真犯人だ」と一連の事件への関与を認めた。NHKニュースなどが報じた。
パソコンの遠隔操作事件で、19日から連絡が取れなくなっていたインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告から19日夜、弁護団に連絡があり、関係者によりますと、片山被告は「私が真犯人だ」と認めたうえで、先週、報道各社などに届いたメールを送ったことも認めたということです。
(NHKニュース『遠隔操作事件 片山被告「私が真犯人」と認める』より 2014/05/20 9:38)
片山被告は、裁判では一貫して無罪を主張している。
片山被告は、19日に予定していた記者会見を欠席。会見した主任弁護人の佐藤博史弁護士の話では、同日午前10時20分ごろの電話を最後に連絡が取れない状態となっていた。東京地検と警視庁は同日、片山被告の自宅を脅迫の疑いで家宅捜索した。
「真犯人」を名乗るメールは16日に送信され、片山被告は同日の会見で「自作自演と言われるかもしれないが(送ったのは)私ではない」「メールの信憑(しんぴょう)性は高い」と話していた。
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