年を取らない者はいない。けれども、見た目が変わっても、変わらないものがある。
それこそまさに、チェコ人の写真家ジャン・ランガー氏がとらえようとしたテーマだ。同氏は、「Faces of Century(世紀を越えた顔)」と名づけたプロジェクトで、チェコに住む100歳以上のお年寄り11名の写真を撮影し、若かりし頃の古い写真とを並べた。
年齢とともに、さまざまな変化が現れる。シワや白髪が増え、生え際のラインも変化する。
とはいえ、顔の変化よりもっと印象的なのは、お年寄りたちが語る「将来の夢」だ。ランガー氏は、撮影に協力してくれたお年寄り1人ひとりに、将来の夢をいくつか話してもらったが、その答えは心温まるものだ。
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「もう一度イタリアを訪れたい」と言ったのは、103歳のベドリシュカ・コールローヴァさん。102歳のアントニン・コヴァールさんは「クラリネットをまた演奏したい」という。101歳のプロコップ・ヴェジェレクさんは、自分の夢は「誰もが健康で幸せであること」だと語ってくれた。
以下の動画では、若いころと現在の写真を重ね合わせ、徐々に若いころに戻っていくスローモーション映像を見ることができる。
[Yagana Shah(English) 日本語版:遠藤康子/ガリレオ]
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