毎日新聞が5月17日、公立中学教師が年休を使ってNHKの歌番組「のど自慢」に出演したことを報じた。50代の女性教諭が、担任しているクラスの授業参観と学校行事を、校長の了承のもと休暇を取って欠席したという。
この教諭は今春に生放送された番組に出演するため、当日の授業参観やPTA総会、学年懇談会を欠席した。授業は別の教諭が担当した。事前に生徒や保護者への説明はなく、PTA総会では校長が「所用により欠席」と伝えたという。
関係者によると、授業参観の日程は今年1月に決定。教諭はその後、年休を申請し、校長から許可を得ていた。校長は「本人は授業参観と重なったことを気にしながら年休を申し出た。あまり好ましくはないが、許可せず本人の教育への意欲をそぐより、許可した方が教育に身が入ると判断した」と説明。「生徒や保護者からの不満の声も届いていない」と話している。
中学校がある自治体の教育委員会は「校長が許可したのであれば、それが適切な判断だったと理解している」としている。
(毎日新聞「公立中学教諭:のど自慢か、授業参観か…年休取り出演」より 2014/05/17 07:07)
この報道をめぐって、Twitterでは批判が集まっている。
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