多くの人々が主要なスポーツイベントで国歌斉唱することを夢見ているが、Michael Mullins氏に匹敵する精神を持って、それを実現できる人は少ないかもしれない。
38歳で筋金入りのレッドソックスファンであるMullins氏は、ダウン症である。先週、彼は約10年間抱いてきた夢、37,400人の収容能力を誇るフェンウェイパークで、試合開始前に国家斉唱するという夢を実現したのである。
the Metro West Daily News紙によれば、Mullins氏は、マイナーリーグチーム(レッドソック傘下の3Aチーム)のために過去10年間を国歌斉唱し、フェンウェイパークで歌う機会を得るためのレッドソックスへのロビー活動に4年間を費やしてきたのである。彼の住むマサチューセッツ州ホプキントンにあるMicheal Lisnow Respite Centerにより彼は支援されてきたのだ。
「いや、私は緊張してないよ」と、大事な日を前に行われたインタビューでボストンのWCVBに話したのである。「楽勝だよ」
「彼はとても興奮しているよ。これは、彼の人生最大の日だからね」と、センター長であるSharon Lisnow氏は付け加えたのである。
5月3日にアップロードされた国歌斉唱のビデオは、随所でいくつかのビブラートを効かせさえしながら、Mullins氏が国歌を誇らしげに力強く歌っていることが話題になっているのだ。彼は、定期的にRespite Centerで一緒に歌っているDan Cloutier氏とArva Ferguson氏と登場した。
ビデオの説明には
彼は、素晴らしい歌唱力を披露することで、障害を持った大人たちに対する関心を高め、夢を実現できるということをこのビデオは伝えている。夢を実現することができることに、より関心を持ってもらうために、このビデオを共有して下さい。
国歌でMullins氏のお気に入りの部分は、歌の最後の1行、誇らしげに空中に漂わせながら、彼が引き伸ばす言葉である。その言葉とは?「Brave」であるとMetro West紙は報じているのだ。
上の動画はフェンウェイパークでのパフォーマンスの様子。下の動画は、Mullins氏が国歌を練習する様子です:
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