STAP細胞の論文問題で、理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダーの実験ノートの内容の一部が、初めて明らかになった。小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士が5月7日夜、報道陣に公開した。
公開した実験ノートはコピーで、理研の調査委員会に4月20日に提出した追加資料の一部。2011年4月ごろから2014年ごろまでの実験記録で、マウスの絵や実験の内容などが記されている。「陽性かくにん! よかった」などと実験の成功を示す記述が確認できる。
理研は5月8日、STAP細胞の論文に「不正があった」とする調査結果に対する小保方晴子ユニットリーダーの不服申し立てを退けることを決定している。
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