人は見たくないものには目を塞ぐ習性がある――。
アメリカ・ニューヨークでホームレスをサポートしているニューヨーク・レスキュー・ミッションは、「ホームレスの格好で道端に座っている家族に、気付くことができるか」という実験動画を公開した。
実験者の妻、姉妹、祖母、叔父など、身近な家族をホームレスに変装させて道端に座らせ、実験者に歩いてもらう。ところが……
Advertisement
自分の愛する家族ついて、幸せそうに語る家族。しかし、その家族がホームレスの姿をしているだけで、目の前にいても気がつかない。そして、気が付かなかった自分に「あ然」とする。
ホームレスは「見えないもの」として扱われている実情が、見事に指摘されている。
関連記事