チュニジア南部にあるアメリカ映画「スター・ウォーズ」の撮影地が、進行する砂漠化で危機に見舞われている。チュニジア政府は4月8日、国際的に保存資金を募る「モス・エスパを救え」活動の開始を宣言した。目標額は30万チュニジア・ディナール(約1900万円)。時事ドットコムなどが報じた。
「モス・エスパ」は、シリーズ第4作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で、若き日のダース・ベイダー、アナキン・スカイウォーカーの故郷として登場する架空の町。チュニジア南部のオングジャメルに大規模なセットが組まれ、撮影された。
(時事ドットコム『「スター・ウォーズ」撮影地が危機=砂丘移動でセット崩壊-チュニジア』より 2014/04/09 11:31)
現地は、日本人にも人気の観光地となっている。チュニジアの観光業団体は、砂を取り除く作業を進めている。
撮影時のセットが残り、日本人のファンにも人気の観光地だが、団体側は「今すぐ行動を起こさなければ、ロケ地が砂漠に埋もれてしまう」と指摘した。
団体側は、3月末から砂を取り除く作業を開始した。
(MSN産経ニュース『砂漠化から「スター・ウォーズ」のロケ地守れ! チュニジアの団体、寄付募る』より 2014/04/09 12:12)
チュニジア中部オングジャメル。映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」に登場する架空の町「モス・エスパ」の撮影地(チュニジア・オングジャメル)
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