3月8日に消息を絶ったマレーシア航空
捜索は過去1カ月にわたり続けられているが、防衛関連装備の使用コストや米国防総省の報告などからロイターが試算したところでは、オーストラリア、中国、米国、ベトナムによるインド洋や南シナ海への軍用機・艦船の派遣費用はこれまでのところ、少なくとも4400万ドル(約45億円)に上ることが分かった。
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この数字は、2009年に大西洋上に墜落し、2年後に発見されたエールフランス機捜索の公式費用3200万ユーロとほぼ同額。専門家は、同機捜索には3─4倍の費用が実際にかかった可能性もあるとしており、マレーシア機捜索の費用も数億ドル規模になるとみられる。
また、4400万ドルという試算値は、英国やフランス、ニュージーランド、韓国などの軍機動員費用はすべてカバーされていないほか、捜索に関わった民間航空機や各国の情報分析にかかった費用も含まれていない。[シドニー 8日 ロイター]
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