NHKの朝ドラ「ごちそうさん」の脚本家・森下佳子さんが4月2日、第32回「向田邦子賞」に選ばれた。森下さんは、選考委員の全会一致で選ばれたという。サンスポなどが報じた。
3月まで放送されたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の脚本家、森下佳子さん(43)が2日、優れたテレビドラマの脚本家に贈られる第32回「向田邦子賞」(向田邦子賞委員会、東京ニュース通信社主催)に選ばれ、都内で発表された。
(サンスポ『「ごちそうさん」の脚本家、森下佳子さんに「向田邦子賞」』より 2014/04/02 20:36)
2013年度下半期に放送された「ごちそうさん」は、大正から昭和にかけて激動の時代を、手料理を通じて家族を支えるヒロイン・め以子(杏さん)や仲間たちが描かれた。義姉の和枝(キムラ緑子さん)の嫁イビリなど、二人の“いけずバトル”も話題となり、全話平均の視聴率が22.4%(関東地区)を記録した。
森下さんは、2000年にドラマ「平成夫婦茶碗」でデビュー。映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」やドラマ「JIN-仁-」などを手がけた。会見では「企画や役者さんたちに恵まれた」などと喜びを表現した。
森下さんは「食べなければ生きられないという絶対的な真理にすがって書いた。周囲の方や企画、役者さんたちに恵まれるラッキーの中で頂けたと思う」と喜びを語った。
(時事ドットコム「向田邦子賞に森下佳子さん」より 2014/04/02 16:41)
森下さんは、次作は「現代劇に挑戦したい」と語っている。
気になっているのは「これまで書いた脚本に『スマホ(スマートフォン)』という言葉が出ていないこと」。次作は「現代劇に挑戦したい」と意気込む。
(MSN産経ニュース「【きょうの人】「ごちそうさん」脚本で向田邦子賞受賞 森下佳子さん」より 2014/04/03 08:05)
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