渡辺喜美氏、8億円の借金で「熊手買った」が話題に

みんなの党の渡辺喜美代表が、化粧品大手ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から計8億円を借りた問題について、記者会見で使途の例として「熊手」を挙げたことがネット上で話題になっている。
時事通信社

みんなの党の渡辺喜美代表が、化粧品大手ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から計8億円を借りた問題について、記者会見で使途の例として「熊手」を挙げたことがネット上で話題になっている。

――具体的には、どういったものに使ったのか。

 個人的に出すものがあるんですね。例えば、私はとりの市によく参りますが、かなり大きい熊手を。これは政治資金というわけにはいかない。ですから、個人財産で買って帰る。

 ――熊手を、5億とか借金してまで買わなければいけないものなのか。

 もろもろの出費は伴ってくるんですね。8億全部返していないわけではなく、今は金利だけになっているが、返済しながらやってきている。返済は必ずして参ります。

(朝日新聞デジタル「借金の使途「かなり大きい熊手」 渡辺代表会見3」より 2014/03/28 01:25)

みんなの党を離党した柿沢未途衆院議員(結いの党)は、以下のようにツイートした。

柿沢氏は会見前の段階で、渡辺氏がみんなの党の政治資金管理を一手に握っており、不透明な状態だったと述べている。

Twitterでは、熊手の価格について推測する声や、5千万円の借入金問題で辞任した猪瀬直樹・前東京都知事と比較する声が目立った。

一方、みんなの党の所属議員はほとんどが、渡辺氏の借入金問題について沈黙を守っている。唯一、松田公太参院議員が会見前にブログで言及した。

何故このタイミングでDHC会長がわざわざお金を貸したことを暴露する必要があったのか(記事では「渡辺さんが変わってしまったから」と説明していますが、本当にそんな事で政党の代表を貶めるような、あえてスキャンダラスに書いた手記を、大企業のトップが出すでしょうか)。

つまり、その後ろで、気味の悪い笑みを浮かべてこそこそ動いている策士がいるのは間違いないのです。このタイミングで、このネタを無理にでも出したかった人たちがいるのです。

(松田公太オフィシャルブログ「DHC会長からの借入について」より 2014/03/27 11:51)

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