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ハフィントンポストアメリカ版では2013年4月の記事で、ジェシカ・トリンさんによって撮影された2匹の素敵な犬の写真を紹介した。その2匹は、オーストリアンシェパードのデイジーと、ゴールデンリトリバーのチャッピーだった(ただ、悲しいことに、画像共有サイト「Instagram」のトリンさんの投稿によると、チャッピーは2014年3月初めに亡くなってしまったそうだ)。
カリフォルニア州南部を拠点に活動するトリンさんは現在19歳で、この1年の間、さまざまな場所で犬の撮影を行い、新たな作品を生み出してきた。
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トリンさんは、「Project Let it Rain Love」(愛情の雨を降らせよう)という名のプロジェクトにも取り組んでいる。2013年1月に始まったこのプロジェクトでトリンさんは、里親が見つかるようにという願いを込めて、動物保護施設で暮らす犬たちを撮影している。
トリンさんはこのプロジェクトでこれまでにおよそ50匹の犬を撮影してきたが、今後も撮影を続けていくつもりだと語ってくれた。「動物保護施設の犬たちが、世の中の人々から、美しいと思われるようにしたいのです。ケージの向こうにいる、ただの哀れな犬だと思われるのではなくて」。
トリンさんのプロジェクトについてさらに説明する前に、彼女が撮影している写真を少し紹介しよう。
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トリンさんは、映画の制作にも取り組み始めている。子犬の視点から見た冒険を我々にも体験させながら、保護施設の犬たちの生活を詳しく描く作品だ。
彼女はこの映画で、頻繁に安楽死を行う保護施設の恐怖が伝わるようにしたいと望んでいる。現在も制作途中であるため、トリンさんはまだタイトルを決定していないが、『Caged Hearts』(ケージに入れられたハート)というタイトルに気持ちが傾きつつある。
「完成した映画を見た人たちが、『あの犬は本当に美しい。ケージの中にいるべきじゃない』という風に感じてくれたら、この映画を作るために費やしたあらゆる労力が報われると思います」
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トリンさんのプロジェクトやその作品についてもっと知りたいという人は、彼女のサイトやFacebookページを訪れてほしい。文末のギャラリーでも、トリンさんの作品を紹介している。
h/t LifeBuzz
[Alexandra Zaslow(English) 日本語版:丸山佳伸/ガリレオ]
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