首都圏の公共交通機関で20日、運転手が賃上げを求めストライキを行い、始発から鉄道やバスの運休が相次いだ。相模鉄道、相鉄バスは神奈川県の全線で始発からストライキを実施。賃金交渉が解決したためストは午前6時半に解除された。また、東京都内で路線バスなどを運行する関東バスでは、10年ぶりとなる24時間ストに突入した。朝日新聞デジタルが報じた。
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相鉄ホールディングス、相模鉄道、相鉄バスの3社の労働組合(組合員1806人)は20日始発からのストを午前6時半に解除。電車とバスは午前7時から順次運行を開始したが、約6万人が影響を受けた。
会社側によると、労働協約の改定と賃金をめぐる交渉が続いていたが、始発までに妥結せず、ストを回避できなかった。相鉄とバスのストライキは2009年6月以来。
(朝日新聞デジタル『首都圏で交通スト 「料金返せ」「放送ぐらいしろ」』より 2014/03/20 12:13)
相鉄と小田急が乗り入れる大和駅では、自動改札機や券売機など、構内のあちこちに「スト決行」と書かれた紙が貼られ、隣には「小田急は平常通り運行しています」との掲示があったという。
また、東京の関東バスの労働組合も賃上げなどを求め、20日朝の始発から24時間のストライキに入ったが、午後4時に中止。午後4時半頃から運転を再開する見込みだ。
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