3月12日にニューヨーク中心部マンハッタンのハーレム地区で起きたビル爆発事故で、在ニューヨーク総領事館は3月15日、日本人女性の中村真弓(ナカムラ・マユミ)さん(34)の死亡が確認されたことを発表した。NHKニュースが報じた。
この事故はニューヨーク・マンハッタンの住宅街で12日、大きな爆発があり、隣接するアパート2棟が倒壊したもので、これまでに8人が死亡し、60人以上がけがをしました。
ニューヨークの日本総領事館などによりますと、現場で最後に見つかった女性の遺体が15日、このアパートに住んでいて連絡が取れなくなっていた中村真弓さん(34)と確認されたということです。
(NHKニュース「NYアパート倒壊 日本人女性の死亡確認」より 3月16日 8時55分)
MSN産経ニュースによると、倒壊したビル2棟の内1棟には、亡くなった中村さん以外に2人の日本人が居住していた。2人の無事はすでに確認されている。
現在も爆発の原因は明らかになっておらず、調査が続けられている。しかし、爆発の15分ほど前に、周辺住民からガス漏れの通報があったことから、ガス漏れが爆発の原因ではないかと考えられている。
ハフィントンポストUS版によると、アメリカでは、20年ほど前から老朽化が進んでいるガス管の整備を進めるよう、連邦政府から各州に指示が出されてきたが、まだ整備が追いついてない地域が多く残されている。今回の事故をきっかけに、改めてガス管の老朽化の危険性に注目が集まっている。
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