「ザ・ガードマン」や山口百恵と共演した「赤いシリーズ」など多くのテレビドラマで活躍した俳優の宇津井健(うつい・けん)さんが3月14日、慢性呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。82歳だった。NHKニュースなどが報じた。
東京都出身。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。
宇津井さんは東京都出身で、昭和28(1953)年、早稲田大学在学中に、映画「思春の泉」の主役に抜てきされて、デビューしました。
その後、映画やテレビで二枚目俳優として活躍し、民放のテレビドラマ「赤い」シリーズでは歌手の山口百恵さんと共演し、安定感のある落ち着いた演技で親しまれました。
(NHKニュース「俳優の宇津井健さん死去」より 2014/03/14 21:31)
NHKでは、「武田信玄」や「信長」、「天地人」など、大河ドラマにも数多く出演した。
最近では、人気ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」にも出演していた。
2006年4月のTBS「渡る世間は鬼ばかり」第8シリーズからは、亡くなった藤岡琢也さん(享年76)に代わり、主人公の岡倉大吉を演じた。
馬術の達人として知られ、映画デビュー作は馬を乗りこなすことが条件だったため、白羽の矢が立ったほど。
近年も映画「ごくせん THE MOVIE」(2009年)「沈まぬ太陽」」(09年)テレビドラマ「相棒」(10年)などに出演していた。
(スポニチ「宇津井健さん 慢性呼吸不全のため死去 82歳 」より 2014/03/14 20:40)
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