ソチ冬季パラリンピックで3月9日に行われたセレモニーで、緊迫するウクライナ情勢を象徴する光景が見られた。金メダルを獲得したウクライナの選手が開催国ロシアへの抗議とみられる行動をとったいう。47NEWSが報じた。
ウクライナの選手が9日に行われたセレモニーで、開催国ロシアへの抗議と受け取られる行動をとった。バイアスロン男子7・5キロ視覚障害のメダル授与式では、優勝したビタリー・ルカネンコ選手(35)が表彰台に上がったガイド走者とともに金メダルを左手で隠した。ステージから退場する前には首から外した。
(47NEWS「ウクライナ選手メダル隠す行動 ロシアへの抗議か」より 2014/03/10 18:08)
ウクライナの選手は、他国メディアの取材を受けなかったという。
ロシア軍の介入を受けて、当初は大会をボイコットする意向を表明していたウクライナ。開会式には、旗手を務めたスキー距離男子座位のトカチェンコただ1人が開会式に参加した。ロシアへの抗議の意味を込め、他の22人の選手はスタンドから見守った。
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