「人間風車」の異名をとり、元プロレスラーで現参議院議員のアントニオ猪木氏との名勝負で知られるプロレスラービル・ロビンソンさんがアメリカ・アーカンソー州で逝去した。享年75。スポニチなどが報じた。
「人間風車」の異名で知られたプロレスラーのビル・ロビンソンさんが、米アーカンソー州で死去した。75歳。4日、新日本プロレスの公式サイトで発表された。
(スポニチ「『人間風車』ビル・ロビンソンさん死去 75歳 猪木らと名勝負」 2014/03/04)
かつてロビンソンさんがコーチを務めていたスネークビット・ジャパンによると、ロビンソンさんは1938年9月18日、イギリスのマンチェスター生まれ。少年時代からレスリングとボクシングに打ち込み、“蛇の穴=スネークピット”と恐れられる「ビリー・ライレー・ジム」に入門。必殺技ダブルアーム・スープレックスを武器にヨーロッパや日本のプロレス団体で活躍した。
猪木氏が創設者である新日本プロレスの公式ホームページによると、1975年12月に、新日本プロレスに初来日。猪木氏とのNWF世界ヘビー級戦は60分フルタイムの死闘となり、プロレス史上屈指の名勝負として、いまもプロレスファンの間で語り継がれている。
引退後は、高田延彦が旗揚げした東京・高円寺のUWFスネークビットジャパンのコーチとして来日。1999年から2008年まで、高円寺に在住して同ジムの指導に携わっていた。
アントニオ猪木氏は、自身の公式ブログで「ビル・ロビンソン氏の逝去につきまして」という記事を更新し、ロビンソンさんをしのんだ。
我々と激戦を繰り広げた選手の旅立ちを見送るのは大変辛いものです。75年の試合は今でも思い出に残っております。
故人の冥福をお祈りするとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
(アントニオ猪木公式ブログ「国会に闘魂注入!!」より)
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